「現地点のベストメンバー」で臨んだフィジー戦。結果22−27で勝利することは出来なかった。スーパーラグビーから代表に合流し、先発出場したリーチ マイケルキャプテンはこの試合をどう捉えているのか。
今日の試合のゲームプランがタイトに戦って、セットピースに持って行くことだった。それに関しては良くできていた。試合中のリーダー陣の判断も良かった。BKの使うオプションでミスしたり、一つのタックルミスや相手のハイパントのキャッチミスでトライにつながったりした。そういうのはワールドカップでもありえることですが、トライにしたくない。
簡単なミスでトライを許したくない。9−0から相手を仕留められなかった。(前の試合の)アメリカ代表戦と同じ反省です。9点差になって集中して、相手の流れを作らないように勢いをつけさせないようにしたかったが、甘かった。
――前半、仕留められなかったその原因は?
リーチ 一人ひとりの判断ミス。チームの判断ではない。ディフェンスで前の人が出過ぎちゃって、そのギャップを突かれたり、キックのミスだったり、ハイパントのキャッチミスだったり、そういうのをなくしていかないといけない。今後、もっともっと厳しくやっていかないといけない。
――最後のスクラムは、トライを決めたかった?
リーチ スクラムで4回くらい反則をとったけどトライにはならなかった。トライを狙いにいって取れなかったのは残念。スクラムの後、どうつなぐかは問題です。タイトなゲームでゴール前でトライを取りたいとき、パターンではなく、右行って、左行って、前に出ずに終わってしまった。順目順目にピックして、ワイドに展開する。勢いあるプレーをしないとワールドカップではトライが取れない。ピック&ゴーだけではワールドカップは勝てません。